会社の銀行口座を開設する【法人口座の作り方と必要なもの】

会社の設立登記が終わったら、銀行に行って法人口座を開設します。

起業したにもかかわらず代表者個人の口座を使い続けていると、取引先に不安を与えたり、税務署に指摘されたりするので、法人口座を作ることをお勧めします。

私の場合は事務所の近くの馴染みのある地方銀行の口座を作ることにしました。

早速連絡すると必要書類は

とりあえずこれを持ってきてもらったら大丈夫ということでした。銀行によっては

が必要な場合もあるようですが、今回は言われませんでした。

今回改めて用意しないといけないものは、会社の履歴事項全部証明書と会社の印鑑証明書です。

どちらも法務局の本局でなくても取り扱いがあります。支局や出張所でも可能です。

前回からの続きでいうと、私は会社設立登記の完了と印鑑カードの発行の為に法務局に来ていたので、そこで取得しました。

早速必要書類を持って銀行の窓口にいくと担当者の方がいて申込書に記入しました。

ですが昔とは違い今ではどの銀行も即日で法人口座が開設できるわけではないという事でした。

なんでも「振り込め詐欺」や「投資詐欺」などに使う目的で、実体のない会社を設立して法人口座を作るというのが多くなっているそうです。

そこで実態をどのようにチェックするかというと、その銀行は「一旦書留で郵送物を送りますので、その書類が届いたら、その書類を持参のうえ窓口にまた来てください」ということでした。

法人口座設立時に担当の銀行員の方が窓口で確認してきたことは、

というような質問がありました。法人口座の設立の時に本部に出す書類に記入しないといけないようで、メモを取りながら質問がいくつかありました。

やはり前述したような犯罪目的に使われる口座ではないかどうかの確認のようです。資本金が1円でも会社は設立できますが、1円設立の会社は銀行口座の開設の審査がとても厳しいそうです。

数日後書類が届き再び銀行窓口に行く

数日後書類が届き、その書類と書類に書かれている持ち物を持って銀行窓口に再び行きました。

その書類に書かれていた必要書類は

ということでした。

窓口に行くと大量に書く書類があったのと、書いてから20分くらい待たされましたが、無事通帳を受け取ることができました。

キャッシュカードは後日郵送で送るということで、それも数日後書留で届きました。

会社の銀行口座を作るためには、

が必要。

犯罪目的で法人口座を使われるケースというのが多いようで、会社の存在実態を調査される。今回の銀行ではとりあえず送った郵便が届けば問題ないということでした。