日本政策金融公庫の創業融資制度の申込書などの書類を郵送すると、1週間ほどで連絡があり、面接に来ていただいて打ち合わせをさせていただきたい、ということでした。
創業融資制度の面接に行ってきた
創業融資制度の面接は申込書に書かれている事業の内容を詳しく聞かれるだけで、就職面接のような緊張感は全くありません。担当の方もものすごく緩い方でした。
創業融資制度の面接の必要なもの
創業融資制度の面接で必要な書類は電話で伝えられます。
- 運転免許証
- 資格の保有が証明できる書面
- 個人の通帳
- 会社の通帳
- 3年分の確定申告書
- 住宅ローンの明細書
- 光熱費などの明細書
です。
創業融資制度はどんな審査をする?
融資の審査は基本的には返済能力と個人信用情報を審査します。
それ以外に何を審査するか創業融資制度を必要書類から推測すると、
個人の通帳で、自己資金が起業前に貯蓄されているかどうかを確認するようです。直近で一括でお金が入金されていたりしないか確認されます。私の場合は4年以上前から持っていた資金なので、通帳に書かれている内容は「自己資金が増える」というよりは「自己資金が最初からある」というような感じでしたが、全然問題ありませんでした。
会社の通帳は融資時の振込先になる通帳が必要という事でしたが、この審査の段階ではなくてもいいようです。
3年分の確定申告は別にマイナス申告でもあまり問題になりませんでした。
住宅ローンや光熱費などで生活費がどれくらいかかるのかも査定して、きちんと返済できるか審査します。
創業融資制度の面接ではどんな話をする
創業融資制度の面接では主に、過去の事業と借入後のこれからの事業のつながりや借入資金の用途についての質問が多いです。例えば
- 「過去どんな収益をあげているか」
- 「収益がどうなる見通しか」
- 「取引先との付き合いはどんなものか」
- 「借入資金で購入する設備はどのような効果があるのか」
- 「購入する設備はそれである必要性があるのか」
というような感じです。
複合機ってリースでいいんじゃない?
結構真剣に事業について聞いてくれますが、現状の自分の認識をそのまま伝えれば問題ありません。くれぐれも言い合いをしてはいけません。
私は設備費用としてコピーやファックスができる複合機(80万円くらいするんですが)を見積もりを付けて申請していました。
それに対して「リースでいいのではないですか?」という質問がきました。
私は「リースを希望したんですが、起業したばかりの1期も決算書がない企業はリース契約できないそうで・・・」と業者に言われたことをそのまま伝えました。
担当の方は「あ、なるほど。そうですよねー」って感じでした。
ですが、気になってよく調べると決算書がない会社でもリース契約してくれるOA機器の業者は結構あるようで、公庫の担当者の方もきっとそういうことも知っていたうえで「そうですよねー」って言ってくれたんだと思います。
質問に対して正解を答えられなくても、流してくれるのでまあまあ気にせず自分の知っていることだけ話せば問題ありません。
運営資金については正直わからない
設備資金は見積書もあり、必要性も説明が付きます。(宅建業免許には事務所要件というのがあり、FAXや応接セットや事務セットがないと免許がおりないので)これは問題なく融資が通ると思います。
運営資金に関しては、今日説明してもらっても正直必要なのかどうかもはっきりとはわかりませんでした。でも少額なので通るとは思いますが、、、
というような感じでした。
創業融資制度の面接にいってきた【自分ひとりで創業融資制度】:まとめ
創業融資制度の面接に行ってきました。
面接・審査というよりかは、ファイナンスに詳しい人と事業についての会話をするだけという和やかな会合でした。