不動産協会に入会の書類を送り、訂正などの指摘があり、それも終わると事務所面談と入会面接というような流れになります。
不動産協会の入会面接に行ってきた【事務所面談と入会面接】
事務所面談は協会の事務所調査も兼ねているようでした。都道府県庁の行政の事務所調査は既に済んでいるのですが、やはり不動産協会も入会する会社の事務所を見に来ることはしないといけないことのようでした。
それが終わると、不動産協会の入会面接があります。こちらは不動産協会さんの方に出向いて行われます。
不動産協会(保証協会)の事務所面談
協会の事務所面談は誰が来るの?
不動産協会の事務所面談は、不動産協会の偉い人がぞろぞろ来るわけでは当然なく、理事の方一名がいらっしゃいます。不動産協会にもエリアごとに支部がありその理事か副理事の方が来ます。
不動産協会の理事といっても、不動産協会の職員というわけでは全然ありません。不動産協会は所属の会社によって運営されているので、不動産協会の理事と言っても、その人の本業はあくまでそのエリアの不動産業者の社長です。
ですので、役人のような感じのカチッとした人が来るというよりは、同業者が開業の様子を見に来てくれたくらいの感じの場合がほとんどです。
協会の事務所面談は何を見る?
不動産協会の事務所面談は事務所調査も兼ねていますが、ここで何をチェックされるかというと、基本的には都道府県庁の事務所調査と同じです。具体的には、
- ドアに社名
- 宅建免許の業者票
- 応接セット
- 電話
くらいがあれば問題ありません。
協会の事務所面談は何を聞かれる?
基本的には何も聞かれません。平たく言うと「雑談」です。
- どんな事業をしていくつもりなのか
- 前の職場でどんなことをしていたのか
というようなことは確実に話題になります。
不動産協会の理事の方はだいたい名刺を裏返すと自分の会社の代表取締役としての名刺になっていることがほとんどなので、名刺の裏を見てどの辺で不動産業をやっている方なのか確認して、逆にどんな事業をされているか質問してみると話がはずんでいいかもしれません。
最後に不動産協会として行われている
- 研修会にちゃんと出席してね
- 情報交換会みたいな繋がりを作れる会もあるからね
という協会組織の活動について教えてもらいました。
不動産協会(保証協会)の入会面接
事務所面談が終わると、次は入会面接です。これは事務所ではなく、不動産協会の本部に出向いて面接を受ける形になります。電話連絡があり、日程を指定されます。どうやら第2・第4火曜日に行う事になっているようで、その一番近い日を調整していもらいました。
不動産協会の入会面接は誰が面接する?
事務所面談は理事の方1人が代表で来られたという感じでしたが、入会面接は、各支部の理事・副理事と協会の事務局長的な人が出席していました。
私が所属するところは4エリア4支部あるので、各エリアの理事副理事で8人、事務局長も合わせると9人体制の面接でした。
入会面接は何を聞かれる?
これも基本的には何も聞かれません。ここでも雑談と、頑張ってくださいというエールです。
まず本人確認の要素もあるのだと思いますが、
- 会社名
- 自分の名前
- 自宅の住所
- 生年月日
を言ってください。と言われます。
そのあと出席されている理事の方々の自己紹介があり、また事務所面談で話していたような、
- 主にどんな事業をやっていくんですか?
- 前の会社でどんなことしてたんですか?
というような趣旨の雑談があります。
また10日後に・・・
10分程度の面接で、ある程度雑談が終了すると、10日後に正式に入会が決定するので、そこから事業を始めてもらって構いませんということでした。
どうやら都道府県の保証協会組織から保証協会本部に入会面接も終わったよ、と申請して入会が認められる回答が返ってくるのが10日後というようなことでした。
不動産協会の入会面接に行ってきた【事務所面談と入会面接】:まとめ
事務所面談・入会面接ともに協会の理事の方々がわざわざ時間を作ってくれて面接をするものの、ほとんど形式的な儀式。