【公証人からの電話】電子定款送信直後にかかってきた電話での打合せ

創業融資制度、融資承認・契約書が郵送されてくる【自分ひとりで】 自分で定款電子認証

申請用総合ソフトを使って電子定款を送信したところ、すぐに担当してくださっている公証人の方から電話がかかってきました。

「無事こちらにもデータが送信されています。」とのこと。わざわざお電話いただいて本当に親切ですよね。今回はその電話での打ち合わせ内容を紹介していきます

【公証人からの電話】電子定款送信直後にかかってきた電話での打合せ

無事データが届いたことを告げたあとの打ち合わせはどんなことがされるかというと、

認証済み定款を受け取る日程決め

「話していた通り、最後に認証済みの定款を受け取りに来てもらわないとダメなんですが、いつにしますか?」

→お互いの日程を合わせると二日後の14:00になりました。

電子定款と言ってもインターネット上で受け取り出来るわけではないんですね。きっといつかはできるようになるのかもしれませんが、今はまだ最後に公証役場に受け取りにいかないといけないのです。

定款の「同一の情報の提供」は何部いりますか?

「定款の同一の情報の提供は何部いりますか?」

全く意味が分からないので、それは何かを聞くと、電子定款とは別に紙媒体で認証された定款を何枚か持って帰ることができるという話のようでした。

それって紙で持って帰って何に使うんですか?と聞くと、「定款を電子認証してるくらいだから設立登記も電子申請するとは思うけど、会社設立登記を紙で申請する人は1枚確実に必要で、あとは会社に保管しておく人もいるし・・・」ということ。

会社の設立登記も「申請用総合ソフト」から電子申請するつもりなんですけど、どうしたらいいですかね?と聞くと

じゃあ念のための1枚でいいんじゃない?万が一設立登記を電子申請できない場合には使えるし、うまく電子申請できたら会社に保管して置いたらいいから

ということで1部いただくことになりました。

突然聞いたこともないことを聞かれるとドキドキしますよね。公証人の方は専門的なもことも一般常識くらいのノリで話し始めるところあるので、多少びっくりします。

持ち物①「実質的支配者の申告書」

「当日持ってきてもらうものですが、まず『実質的支配者となるべきものの申告書』に実印で押印して持ってきてください」

「公証人に定款をチェックしてもらう」の時に一緒に持って行って、内容をチェックしてもらった「実質的支配者となるべきものの申告書」です。

私が暴力団などの関係者ではないことを調べる書類になっています。

暴力団かどうかの確認自体は定款の内容をチェックしてもらう時に既に確認を取っているようなことを言っていましたが、最後に書類を渡すだけという感じなんでしょうか。

持ち物②CD-R持ってきますか?

「定款はCD-Rにやいて持って帰ってもらうですが、CD-R持ってきますか?こっちで用意したほうが良いですか?用意させてもらう場合は実費で100円かかりますが・・・」

→100均に行くのも面倒なので用意してもらうことにしました。

100均で買うと2枚100円で売られているそうなので、面倒ではない場合は買いに行った方が得です。

2枚組買っても余ったもう一枚を使う予定もない人が多いと思うし、いちいち買いに行くのも面倒だと思うのので用意しているだけで、断じて50円儲けるためにやっているわけではないと言っていました。

持ち物③認証手数料などのお金

認証手数料は50,000円になります。あとCD-R代が100円になるので持ってきておいてください。」
そのほかにも「同一の情報の提供」1枚につき700円とか、その書面による交付の紙代印刷代10枚で200円とかCD-R1枚につき100円とか、ちょっとずつ費用がかかります。

持ち物④運転免許証・印鑑

「あとは本人確認も一応あるので運転免許証と印鑑も持ってきておいてください」

こちらは念のためにというような感じですね。

それでは当日よろしくお願いします。という感じで打ち合わせが終了しました。

【公証人からの電話】電子定款送信直後にかかってきた電話での打合せ:まとめ

定款を無事に送れたことを教えてくれる電話で、認証の終わった定款をいつ取りに来るか日程調整がある。

基本的には普通の日程調整と持ち物の確認の電話だが、「同一の情報の提供」を何枚必要かは唯一聞きなじみのない内容

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