定款の認証が無事に終わってというか、終わりそうになった段階で次の法人設立登記の為に用意しておきたいものが、社印・会社の実印です。
法人設立登記の書類には社印を押す書類もありますし、印鑑登録も法務局なので法人設立の登記申請と同時にすれば手間も省けます。
社印・会社の実印を作っておく
会社の印鑑というと、会社の実印・会社名や住所・連絡先がかかれているゴム印・銀行印などいろいろ使い分けている場合も多いですが、
今回どんなハンコを作る必要があるかというと、設立登記のことだけを考えると社印1つだけで大丈夫です。どんなハンコがいるかというと
ハンコヤドットコムさんのHPより。会社の実印というのはだいたいこういものです。真ん中に「代表取締役印」という文字。そして外周に「株式会社〇〇」と書かれています。
実際に会社の実印を作ってみる
実際に会社の実印を作ってみます。今回はハンコヤドットコムさんに依頼します。
ハンコヤドットコムさんは結構材質の種類も多いので「なんでもいいか」と思ってみていても迷ってしまうほどです。
「会社実印」と絞り込んで、私の場合はサイズも18㎜で絞り込みました。人気順や価格の安い順などの並び替えが可能な商品リストが出てくるので、気に入ったものをカートに入れます。
決めることは字体をどれにするかくらいです。こだわりがなければ他は特に何もありません。
折角なのでいいハンコを作っておきたい
今回作るハンコは会社の実印です。当然ですが法務局の印鑑登録もして印鑑登録証もつくられます。
将来何か大きな契約をする時や、銀行からの融資を受ける時、不動産業で言うと大きな土地やビルを購入する時の登記書類にも使うことになるものです。
将来ちょっと恥ずかしいなーと思う時に変更してもいいですが、意外と実印の変更は面倒で最初の時にちゃんとした印鑑にしておけばよかったと思うこともあるかもしれません。
ちょっと高くなったり打ち合わせが面倒かもしれませんが最初にいいものを作っておいた方がいいということもあります。
社印のほかにもはたくさん種類がある
法人の設立登記の時に必要な印鑑は会社の実印だけですが、その他にも一緒に作っておいてもいいものはいくらかあります。
会社の銀行印(実印と併用可)
会社の銀行印です。会社が設立された場合には銀行口座を作ると思いますが、その口座に登録しておく印鑑です。
実印と併用する場合もありますが、紛失した場合のリスク分散のために別のハンコを用意する場合も多いです。
企業によっては銀行口座ごとに違う銀行印を用意しているところもあります。
会社の認印(実印をすべての文書に押すのは危険)
会社のハンコが必要な書類にすべて実印を押すのはそれほど安全ではありません。
陰影からハンコを複製されたりして、自分とは違う人物が会社の実印と同じものを持っているなんてこともあります。
そこで会社の「認印」というのを用意したりします。不動産業の場合は仲介した契約書などには会社の実印ではなく、この認印を使っている場合も多いでしょう。
ゴム印
ゴム印は会社の社名や住所・電話番号・FAX番号・代表取締役の氏名などが書かれているもので、黒の朱肉で押印するようなものです。
契約書などにいちいち社名や連絡先などの会社情報を書くのが面倒なのでハンコで押してしまうために作るものです。