土木事務所に宅建業免許の申請に行く【宅地建物取引業免許の新規取得】

土木事務所に宅建業免許の申請に行く【宅地建物取引業免許の新規取得】 宅建業免許申請

前回で会社の宅建業免許の申請書を書けたところで、いよいよ宅建業免許の申請に行きます。

土木事務所に宅建業免許の申請に行く【宅地建物取引業免許の新規取得】

土木事務所に宅建業免許の申請に行く【宅地建物取引業免許の新規取得】

会社の宅建業の免許はだいたい申請から1か月ほどかかります。免許が下りるまでの待っている間は宅建業をスタートできないので、早くしたいのであれば、とりあえずこの申請までの手続きをできるだけ早く終えておいたほうが良いでしょう。

宅建業免許の申請はどこに行くのか?

宅建業の免許はどこに申請するかというと、基本的には都道府県庁です。ですが調べてみると私のいる都道府県の場合は管轄の土木事務所が受け付け窓口でした。

複数の事務所があり、それが複数の都道府県にまたがって存在している場合は国土交通大臣に免許をもらわないといけません。今回私の場合は1人で事務所も一つになるので都道府県庁に申請することになります。

「また都道府県庁まで行かないといけないのか・・・」と思っていると、よく調べると、申請の提出先は管轄の「土木事務所の建築住宅課」になっています。とても近いところで手続きできることがわかりました。助かった。

都道府県によっては県庁でしか受付していない場合も多々あります。

宅建業免許の費用

宅建業免許の費用は33,000円です。

申請の時に支払います。

現金で持っていけば大丈夫ですが、県庁などの申請施設内にある都道府県の収入証紙購入場所で33,000円分の収入証紙を買って、申請書に貼る形で納付します。

一日見張っていても収入証紙の販売しか仕事をしていないおばちゃんがだいたい窓口にいます。そんなに買う人もいないしすごい楽そうな仕事です。

宅建業免許申請の持ち物

宅建業免許申請時の持ち物は、

  • 宅建業免許申請書一式
  • 身分証明書
  • 会社の履歴事項全部証明書
  • 登記されていないことの証明書
  • 申請費用33,000円(もしくは収入証紙)

です。

宅建業免許申請の注意点

宅建業免許申請の注意点

宅建業の免許申請は簡単なので専門家に依頼しなくてもできます。ですが、注意すべき点はいくつかあります。

宅建業の免許申請書などは3部用意する

宅建業の免許申請書は3部用意しないといけません。

不動産協会や県庁に申請書類をもらった場合や郵送で送ってもらった場合は3枚複写になっているものをもらえると思いますが、ネット上からとった場合などは完成してから、全部をコピーしないといけません。

あんまりコピーとかもしてくれない

とはいっても、宅建業免許申請書を完璧に書ける人も少ないと思います。窓口に申請に行った時に書き方を教えてもらったりもすると思います

ですが窓口で教えてもらって、その場で書き込んで完成しても普通はコピーなどはしてくれません。県庁などの行政の事務所では、コピーは「できない」か「一枚10円」など有料です

免許申請書はページ数も多いですし、写真の添付ページはカラーコピーしないといけないので、事前に3部用意しないと結構お金がかかります。

窓口の方も正直慣れてるとは言えない

今回宅建免許の申請をしてみて思ったことは、宅建業免許の申請の窓口の人も正直手続きに慣れているとは言えないということです。

定款認証の公証役場の公証人や法人設立登記の法務局の方は、日々大量の同じような手続きをこなしているのか、すごく慣れていました。

しかし宅建業の免許を取ろうとする人間は年間そんなにいるものでもないのか、窓口の人もめちゃくちゃ調べながらやっていました。

いらない書類を要求してきて、私に「それはいらないですよね?」って指摘されているくらいでした。

会社の宅建業免許の申請に行く【宅地建物取引業免許の新規取得】:まとめ

宅建業の免許取得の持ち物は

  • 宅建業免許申請書一式
  • 身分証明書
  • 会社の履歴事項全部証明書
  • 登記されていないことの証明書
  • 申請費用33,000円(もしくは収入証紙)

申請する側も初めてのことでわからないことだらけかもしれないが、申請を受ける側もあまり慣れていない。

わからなくても窓口に行けば何とかなるレベルの手続き。依頼料を払って専門家に依頼するのは無駄。