定款を電子認証するために作った定款をPDF化しないといけません。Wordでは電子署名もできません。
今回はそんなPDF化ソフトのAdobeAcrobatのダウンロード方法について解説していきます。
AdobeAcrobat・最速で進めば無料期間でも可
よく行政書士などの専門家に依頼しても自分でするのと同じくらい費用がかかるということが言われますが、それは少し前までの話です。
まずどういった理論で「自分でするのと同じくらい費用がかかる」のか、「実質無料で会社設立登記」なんて言い方もしますが、そのロジックを解説すると、
「実質無料」で会社設立登記のロジック
定款を電子認証したくてPDF化ソフトを購入すると、(昔は)AdobeAcrobatが年間契約しかできずに、購入するのに30,000円ほどかかっていました。
この高額なソフトの購入がイヤで普通に一般の方がするように紙で定款認証を依頼すると、印紙代が40,000円かかります。
行政書士などの専門家は当然AdobeAcrobatなどPDF化ソフトは購入済みなのでその分の費用は掛かりません。
そして行政書士は会社を設立したいというお客さんから3万円~4万円の手数料をもらえば儲けになりますし、お客さんもプロにやってもらえて自分でソフトを購入したり印紙代を払ったりする必要もないので、実質的に出費も変わらないという状態でした。
これが「実質無料で会社設立ができます」のロジックです。
AdobeAcrobatを月間契約すると自分でするほうが得
しかし現在はAdobeAcrobatが月単位で契約できるようになっています。
下のダウンロードのところで出てきますが、現在は2,728円で1月このソフトを使用可能です。
また無料お試し期間というのも7日間あり、この期間内に全部の手続きをやってしまえば、このPDF化や電子署名に費用はかかりません。
こうなると多少面倒ですが、自分でやったほうが専門家の手数料分だけお得になります。
それでは早速AdobeAcrobatをダウンロードしてみましょう。
Adobe Acrobatを購入してダウンロードしてみる
定款が完成してからでも問題ありませんが、定款の電子認証にはAdobe Acrobatが不可欠です。ダウンロードしてみましょう。
定款の認証はスタンダードの方で十分可能
Adobe Acrobatと検索するとこういった感じの公式ページが出てきまして、「プロ」と「スタンダード」があります。
下を見ると何かすごい機能が使えるようなのですが、今回は会社設立のために定款を電子認証できるようにしたいだけですので「スタンダード」の方を選択します。
スタンダードのほうの機能にも「署名機能」というのは付いています。
年間契約ではなく1か月契約にする
AdobeAcrobatのスタンダードバージョンの方の購入ボタンを押すと
このような画面が出てきます。
年間契約が必要な方ではなく「月々プラン」というのに変更します。
月々で支払う金額は年間契約だと安いですが、一か月契約になると少し高くなるという設定になっています。ですが年間契約にしてしまうと12回払いで18,216円かかるので、今回は2,728円支払って1か月使わせてもらうことにしました。