自分ひとりで法人設立登記を電子申請して【会社を作ってみた】

自分ひとりで法人設立登記を電子申請して【会社を作ってみた】

定款の認証が終わったら、次はいよいよ会社の設立登記です。

これも定款を認証した時に使った「申請用総合ソフト」から手続き可能です。

自分ひとりで法人設立登記を電子申請して【会社を作ってみた】

自分ひとりで法人設立登記を電子申請して【会社を作ってみた】

定款を電子認証した人には、法人設立登記の電子申請は比較的簡単にできると思います。

申請用総合ソフトの使い方にもある程度慣れてきますし、電子署名などのやり方は全く一緒です。わからなければ今度は法務局の方に質問すれば教えてくれるので不安になったら電話で聞いてみるといいでしょう。

実際に会社設立登記を自分でする手順

実際に会社設立登記を自分でする手順

実際に会社設立登記を自分ひとりでやったときの手順です。

これから法人設立登記をする方の参考になればと思います。

自分で法人設立登記をする【準備編】

法人設立登記にも準備編があります。これは定款の認証が済んでいないと、最悪やり直しさせられるので気を付けましょう。

①会社の実印を作っておく

会社の実印を作っておきます。法人設立登記の時に印鑑登録もしたほうが効率がいいので、必ず作っておきましょう

②資本金を口座に払い込む

定款で決めた資本金の払込をします。会社の口座はこの時点ではないので、代表個人の口座でいいというところがポイントです。

準備が整ったら、申請作業をしていきましょう。

自分で法人設立登記をする【電子申請編】

電子申請と言いながら、申請書と定款だけ電子で送り、あとの添付書類は提出しに法務局に行きました。

①設立登記の必要書類を作る

法務局に持っていく必要書類を紙で作ります。ネット上にどんな書類が必要か公開されていますので、そういうのを自分の会社用に変更していくだけです。

②申請用総合ソフトで設立登記を電子申請する

電子定款の認証の時も使った申請用総合ソフトで法人設立登記を申請していきます。本当に申請できたのか不安になるくらい簡単にできます。

申請が終わっただけでは終わりではありません。添付書類を提出したり、不備があれば補正を求められたりするので、注意しましょう

自分で法人設立登記【申請後編】

電子申請が終わったら添付書類を提出しに法務局に行きました。電子申請は簡単だけど法務局の人に会って会話して初めて申請がうまくできていることに安心できました。

①添付書類を法務局に提出しに行く

添付書類や会社のハンコの実印登録の申請書を提出します。電子納付してないときは登録免許税などもこの時支払います。

②補正して法人設立登記完了

補正の通知が来たら補正手続きをしないと手続きはずっと止まったままで放置されます。補正の仕方は法務局に電話すると担当の方が教えてくれました。

自分ひとりで法人設立登記を電子申請して【会社を作ってみた】:まとめ

自分ひとりで定款電子認証して法人設立登記を電子申請してみて、確かに専門家に依頼する依頼料分だけ安く設立できました。4万円ぐらいの節約になります。

ですが結構な労力がかかるので、こういう手続きが得意な方は自分でやってもいいかもしれませんが、苦手な方は専門家に任せてもいいかもしれません。

自分で法人設立登記をしてかかった費用

  • 会社の実印 8,000円
  • 印鑑証明取得 300円
  • 法人設立の登録免許税 150,000円

合計158,300円です。
自分で定款認証で56,378円かかっているので、総額214,678円かかっています。